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2007年08月03日 (Fri)

生き続けてゆく歌たち&「ちっぽけな偶然」#14

台風は、夕べ11時過ぎに一番ひどくて、北側からの風がゴーーーッてなり響いた時は、やっぱり怖かったです。
モッコウバラを絡ませた、ラティスがバラごと倒れたけど、根っこついてるから大丈夫でした。

園芸用品を入れている小さな倉庫(背の高さくらい)は、横になって寝てました・・・。
朝からこれも起こして・・・。

バラの和也くんの鉢が、壁際に置いていたけど、倒れ掛かっていて、ハッとして「かずやくん!!」って叫びながら、助け起こしたけど、無事でした。

台風一過って言葉があるのに、最近は通り過ぎてもどよどよ天気。
今日も雨で、暗い空です。



作詞家の阿久悠さんが亡くなられて、ニュースで曲のリストが盛んに出てました。
どの曲も大抵知っていて、大抵歌える・・・。
歌詞だけ見てると、子どもの頃何気なく歌っていた歌詞に、いろんな意味が感じられたりして。
短いスペースの中、曲に乗せるため、削ぎとられたり、継ぎ足されたり・・・きっとそんな風に磨かれた言葉たち。
時代を映し、歌い手の個性を引き出して、生まれでて愛されて、ずっとずっと人々の中で生き続ける言葉たち。
ものすごい数のそういう作品を生み出され、それに接して生きてきたんだなあって、そう思えちゃいました。
阿久さんは亡くなられたけど、残された言葉たちは、ずっとずっと新鮮なまま、生き続けていくのでしょう。

今は歌番組が少なくて寂しいです。
昔は、演歌まで巻き込んで、しょっちゅう番組があっていたから、いろんなジャンルのさまざまな歌を聞いていたんですよね。
歌のシャワーを浴びながら、好きとかキライとか選んできた様な気がします。
今は、自分で選ばないと、聞かないからね・・・・・。

亀ちゃんの最近聴いている曲は、何でしょうね?
覚えなきゃいけない新曲がたくさん書き下ろされているのかな?
8月に入り、あっという間に9月になりそうです。
一回りまた、たくましくなってゆく亀ちゃんを想像だけしています。




       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・







【More】

          
          「ちっぽけな偶然」 #14

エンジンをかけて、出口で料金を払い、夕べ別れた場所に向かう。和也はこの車を知らない。私が探してあげないと・・・。
海浜公園の脇、木立で少し暗くなっているところに停めた。幸いほかに止まっている車はなかった。人もすっかりいなくなっていた。
2~3分で、和也の姿が見えた。私は助手席の窓を開けてみた。和也が気づいてこちらへ歩いてくる。
気遣って普通の格好しているんだろうに、やっぱり和也の上にはスポットライトがついてまわっているように見えちゃうよ。和也だけは光の中にいるよ。
そういうのって、私がファンだからそう見えるのかな?
もし彼が私にとって、トクベツな手の届かない亀梨和也でなくて、普通の和也になったら、あのスポットライトは見えなくなるのかな?
見えなくなるって、さびしいんだろうか?嬉しいんだろうか?

車まで来た和也は、タクシーにした様に、助手席の窓から私のほうを覗き込んで私を確かめると、
「おっまたせっ!」
と言ってドアを開けて乗り込んだ。
私は急いで窓を閉める。
あ、近い・・・・・。あ、二人きり・・・・・。 そんなこと感じて、シートベルトを締める彼を見ていたら、
「ん?」
サングラスをはずして、カバンにしまった和也が私の顔を見つめる。そういえば目と目が合うなんて初めて。
「あ、あの、な、何時の飛行機?」
前を向きなおして聞いた私に、
「クク・・・なに慌ててんの?サヤっておっもしろいなあ。えっとね、最終便だから、9時半だって。空港って遠い?」
「ううん、そうでもないよ。近いよ。じゃ、行くね。」
「どっか、車止めて話せるとこあるかなあ?」
「うん・・・・・・・・そういえば、滑走路が見える道に、夜通ると、車がずらっと並んでるところがあるよ。」
「じゃ、そこ行ってみよっ!」
「うん。」

薄暗くなってきた街を、二人を乗せて私の愛車が走り出した。
「サヤ、運転好き?」
「うん、大好き。通勤で毎日乗ってるしね、学生時代からずっとだから。それに、この中で音楽聴いて、歌って、仕事で嫌なことあったらここに逃げ込むようにして泣いたり、そのまま夜景見に行って泣いたり、何でも話せる友達みたいに思うこともあるし。一人ぼっちなら、この中で食事したり・・・・・あ!そうだ、和也、お腹すいてるでしょ?」
「え?う、うん。でも大丈夫だよ。」
「あのね、お口に合うかどうか自信ないけど、おにぎり作ってきたの。私の後ろの席のピンクのクーラーバッグ、取れる?」
「おにぎり?ほんと?やった!」
シートベルトを一旦はずして、後部座席へと手を伸ばす彼。うわあ、近いよ、ああ、いい匂いがするよ。
「開けていい?」
前を向いて、またシートベルトを締めた和也が聞いてくる。
「うん。なんかちょっと恥ずかしいけど・・・おにぎりだけなのよ、ごめんね。」
横目でしか見られないけど、ガサガサ中を覗いてる和也は、遠足のお弁当の時間の子供みたい。
「ね、これ、全部違うやつ?」
「うん、微妙な違いなんだけどね。和也、何が好き? えっと・・・中身はね、鮭と、明太子と、昆布と、梅干かな?あと、おにぎりの素のもあるよ。」
「じゃ俺まず鮭! どれかな?これかな?」
「あ、うん、ラップに書いてるんだよ。わかる?」
「あ!ホントだ~~サヤ、凄いね~」
「別に凄くはないよう~和也がどれがいいかわかんなかったからね。ちょっと工夫しましたっ!」
「サンキュ!じゃ、俺先に食べていい?めちゃ腹減ったよ!」
「うん!どうぞ! やっぱりお腹すいてたんじゃないの~  たくさん食べてね。お茶も入ってるでしょ?」

答える間もなく、パクパクおにぎりを食べている和也。

「ちょーうめえ!おにぎりちっちゃめなのに、鮭、でっけー!」
「やっぱ、本場の明太子は焼いてもうめーな~」
そんなことを言いながら、和也は、彼の言うとおり小さめに作ったおにぎりを、次に昆布、そして明太子、おにぎりの素と、次々に平らげて行った。
「ふふっ」
思わず笑ってしまう。
「なんだよ~。がっついててみっともない?」
「ううん。パクパク食べてるのっていいなあって。だって、自分が作ったものを、亀梨くんが、あ、和也がさ・・・。
なんか嬉しくて、なんかいいなあって。それに感想言いながら食べてくれてるし~」
「サヤ、初めて笑ったね。」
「え?・・・そうだっけ?・・・」
やだ、なんだか恥ずかしい。

和也は、ごくごくって、お茶を飲んだあと、フタを閉めながら、
「ね、さっき言いかけてたけど、そうやってこの車の中で、泣いたりするんだ・・・」
「あ、う、うん。たまにはね。一人で帰って泣いてたら、いつまでも切り替えができないの・・・。どっかまで走って、泣いて、泣きつかれて、もういいや、帰ろうって思って、運転して帰ると大抵消化できてるの。」
「友達とやけ酒とかにはなんねーの?」
「そうね・・・ほら、通勤が車だし。職場の友達には仕事のことで、あんまりぶっちゃけたくないしね。昔からの友達は、もうほとんど結婚しちゃってるしね・・・」
「へええ・・・・・」

和也が静かになった。また、少し遠い目をしている。ね、私のこと、思ってたのと違った? やっぱり幻滅した?
自分のこと、ぺらぺら話すんじゃなかった・・・後悔。


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編集 |  20:15 |  小説風幻想「ちっぽけな偶然」  | TB(0) | CM(12) | Top↑

コメント

台風、心配していました・・・
お花や、和也くんが無事で何よりです。
歌番組って、昔は本当にたくさんありましたよね。
私も子どもの頃(今の娘と同じ年)に、歌番組にはまり始めて、
片っ端から見てました。
なので、今でいう「夏メロ」なんかも、大抵知ってたりします。
今夜、阿久悠さんの特別番組があるようで、
うちの母は、ビデオのセットをしていました。

お話・・・サヤさんの車の中で、おにぎりをちゃんと食べられたことに、
ちょっと安心しちゃいました( ´艸`)
自分の話をしてしまったサヤさんを「和也」がどう感じたのか、
気になるところです・・・
絆 |  2007.08.03(金) 21:40 | URL |  【編集】
今年は台風が多くなるのでしょうか?
もう来て欲しくないのですが・・・!そうはいかないのかな?

私も歌番組はよく見てましたね!
夜のヒットスタジオ?だったかな?必ず見てました!
なにせHIROMI GOが好きだったもので(笑)

今回なぜだか私・・・
この「サヤ、運転好き?」 がこの言い方が
すごく耳に残る・・・いや実際声で聞いてるわけじゃないのに
亀ちゃんの声で響いてきてます。

明日ハンドル握る時何だか横で言われて見たいな!

車の中の会話が・・おにぎり食べる亀ちゃんが可愛いなって
思っちゃいました。

ゆり |  2007.08.03(金) 23:11 | URL |  【編集】
なかなかパソに向かえないうちに、お話がまた進んでいましたね。
台風たいしたこと無かったようで、何よりでした。
こっちはこれから来るのかな、二、三日お天気悪いです。

二度目のデートですね。
おにぎり食べてる、和也が目に浮かぶようです。
そう言えば、去年の親子でダンスでもおにぎり美味しそうに食べてました。
何を考え込んだんだろう?

コンサート思い出します。
キラキラでものすごく興奮しながらも、絶対的な距離とかも感じたりして、
嬉しいんだけど、ちょっと悲しくなったりしてました。
それでもやっぱり逢いたいなぁ、サヤちゃんが羨ましい!!(笑)
ミント |  2007.08.04(土) 00:36 | URL |  【編集】
お久しぶりです。
ずーっと忙しくて読むだけでコメント残していませんでした。
ごめんなさい。
台風、どうかなと心配していました。
バラの和也君が無事でよかったですね。
昨日、もう一度1~13話まで続けて読んでみました。
すぐに14話が読めてうれしいです。
これって幻想ではなくて本当じゃないのかなと錯覚しそうです。
亀ちゃんと同じように「車で泣いたりする」ところが
気になりました。
ピンクのクーラーボックス、私も欲しいな~(笑)
空港での別れを想像しただけで涙がでそうです。

mayu |  2007.08.04(土) 10:48 | URL |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2007.08.04(土) 14:15 |  |  【編集】
阿久悠さんの詩…ホント全部しってるし、私の中に残ってる!
凄い人だよね~
歌謡曲(演歌も含め)全盛期の子供…いや学生時代を過ごして
すごく贅沢してたのかな~なんて思った~

さて、とうとう車に乗り込んで、二人だけの時間
でもお別れの時間も近付いてるんだよね…
ニヤけながら読んでる自分がいました
自分が作ったオニギリを好きな人が美味しそうに食べる…
なんだか懐かしい光景だな~嬉しいいよね
おっと、思わず入り込んでしまって、今日は長々と書いちゃった!
全部読み終わってから感想まとめる予定だったのに~(笑)
亀leon |  2007.08.04(土) 21:02 | URL |  【編集】
●絆さま
私も民放からNHKも、歌番組は本当に良く見ました。父が「懐かしのメロディー」みたいなのを必ず見るし、テレビは1台で、そうしてわたしも懐メロも演歌も何でも歌えます。
歌は世につれ・・・・・歌にどっぷりで生きてきたことだけは、今でも良かったと思えることです。

ご心配のおにぎりは、一緒にではなかったけど、食べられました。
和也にパクパク食べていただきました。
短い時間の短い会話で、ネットで話してきたこと以外に、和也は何を感じ取ってくれるのでしょうね?
遠い目は、何を考えているのでしょう。次の話に続いていきます。
ごんままっち |  2007.08.05(日) 12:31 | URL |  【編集】
●ゆりさま
ヒットスタジオも、生放送。ベストテンも、ベストヒット30ってのもありました。NHKでは、ヤング何とか、がずっとやってたね。
スタ誕あり、ヤングoh!oh!あり、とにかくたくさん・・・・
郷ひろみは始めて好きになったゲーノー仁かな?懐かしいです。明星買って歌覚えた。ポスターも貼りましたよ。

そのフレーズが声になりましたか。私も書いていて、読み返して、たまに声になることがあります。
和也は亀ちゃんだけど、必ずしも一致はしてなくて、なかなか声は聞こえてこないの。聞こえた時は、そりゃあ嬉しくて、感動します。

会話は書いていて楽しい。どんどん進みます。
おにぎり食べるとこ、ちょっとかわいく書けていましたか?嬉しいです~
ごんままっち |  2007.08.05(日) 12:39 | URL |  【編集】
●ミントさま
おにぎり食べてたねえ・・・全然思い出さなかった!わあ~映像見ようかなあ。なんだか感激しそうだわ。ありがとうございます。

コンサートでは、席の良し悪しに関係なく、おたがいに、果てしない距離感を感じましたね。
私は打ちのめされるとこまで行きましたが、だけどこうして書くときは、和也の出すものがしっかり伝わる、確実に届くところに、気持ちを据えました。
こうして書くことで、思い出になっています。次にまた会えるのは、かなりかなり先でしょうけど、楽しみに出来ます。
ごんままっち |  2007.08.05(日) 12:46 | URL |  【編集】
●mayuさま
わああ~お久しぶりです。前の作品の最終回以来です。
もうきて下さらないと思っていました(汗)
読み返してくださったんですね!ずっと見ていて下さったのですね。
本当にありがとうございます。
続けて読んで頂くには、読みにくい並べ方だなって、思ってきました。
そのうち片付けしなきゃいけないですね。

幻想だからこそホントの話みたいなのかも知れません。
こうだったらいいのに・・・・・そんな願いがベースに息づいています。
何とか自分に引き寄せたい一心が、幻想させるから。
mayuさんは、いつもその優しさで、言葉の中の私を見据えてしまいますね(笑)  ありがたい気持ちでいっぱいです。
空港で悲しいと、また同じ描写になるなって、それでこのお話はここら辺りから悩みました。その結果、また見ててくださいね。
コメント嬉しいです。忙しいのに、ありがとうございました!
ごんままっち |  2007.08.05(日) 12:55 | URL |  【編集】
●隠しコメさま
もちろん覚えています。その後お加減はいかがですか?

そんなにご丁寧に、ありがとうございました。
あなたの考え方は、亀ちゃんにとってはすごくありがたいことだって思えるし、強い味方だなってそう感じます。
そういう現場を知れたのも良かったし。
それで、私が急転直下、あなたの様になれるとは行かないでしょうが、私の中の考え方の幅を広げてくださったってことは、あると思います。

早速見に行ってみたし、もう今では、目にするのを楽しみにしちゃってるんです。
ありがとうございました。また、お話できるといいですね。お待ちしていますよ~
暑い日々、お体大事にしてくださいね。
ごんままっち |  2007.08.05(日) 13:01 | URL |  【編集】
●亀leonさま
うん。たくさんの数の種類の音楽を聴きまくり、学生時代にレンタルも始まって、カーステもついて・・・・そんな時代の私たちは、贅沢に音楽を選ぶことが出来ていたんだって思えます。

イヒヒ・・・感想長くくれたね!懐かしいだって!ムフフな思い出がきっとあるんでしょ?羨ましいなあ・・・・。いいなあ・・・・。
あと少しだけの二人きり。
何が起こるか、何を話すか、飛行機は待ってくれないよ~~
次の回は、ムフフの回です!v-221
ごんままっち |  2007.08.05(日) 13:07 | URL |  【編集】

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