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2008年01月30日 (Wed)

小説風幻想「月光」  第1回

久しぶりで、幻想を世に出したいと思います。
もっともっと早く出すつもりでしたが、なかなか進まなくて。
去年に目標を置いていたのに、この記念日までもつれ込みました。

かと言って、まだまだ出来上がっていません。
分量だけは、凄いことになってますが・・・。
去年の9月前から、湧き出てきた幻想です。

私の頭の中の、和也です。
お気に召さない言動がありましても、それは私の中の和也の言動ですから、
どうか、お許しを・・・。

自信なんてぜんぜんなくて。
この日に出そうと決めた日から、ドキドキしてて。
3日くらい前から、それがあまりにも激しすぎて。

だけど・・・出します。
頭の中、公開します。
少し長い目で、お付き合いくだされば、嬉しく思います。




       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・


【More】











          「月光」   第1回

初夏の風が心地よくなり、半袖が街に現れだしたある日、和也が電話をくれた。
主演舞台、座長としての公演。
これが決まった時、電話の和也の声は弾んでいた。


「かりん!今日社長が、いつものごとく呼び出していきなり!いきなりだぜ!  ね、なんだって思う?ね?」
「え~~?なんだろ?呼び出されたのって、和也だけ?それとも6人?」
「もうヒントかよ~  ま、いいや。あのね、俺と聖。」
「え?聖くんと二人?  ま、まさか、またお得意の新ユニット?ラップとボーカル?
う~ん・・・・・? あんまりイメージ沸かないなあ・・・」
「ちげーよ!うわあ、頭ん中、なんか変な絵になってない?  ね?ね?わかんね?」
「うん・・・・・わかんない。だってジャニーズさんって良くわからないんだもん!」
「ったく、何言ってんだか・・・そのジャニーズさんとお付き合いしてるのは、どこのどなたでしょうねえ?  じゃ、降参ね!ね!」
こうなったら、降参って言ってあげなきゃ、収まらないよ。
だって和也の声、言いたくて言いたくてたまらないのが伝わって来すぎ!
「はい!降参です。  だからお願い~教えて~」
「うん。じゃ言うよ!あのね、俺が主役で舞台やる!」
「うわっ!主役で舞台!またやらせてもらえるんだね~すごいね!聖くんと二人なの?」
「あと、一緒に呼ばれてたのが、M.A.Dの雄大。」
「雄大くん?知らないんだけど・・・。」
「雄大はね、辰巳雄大って言って、M.A.Dって舞台よくやってるグループにいてさ。実力はすげえんだぜ。」
「ふ~ん。舞台ばかりのグループとかあるんだね。じゃ、その雄大くんって人がリーダーなの?」
「それはちげーよ。なんてったって、主役は一応俺! だから、俺が座長でやれって!すげーだろ?」
「だ・ちょう??」
「ちげーよ! ダチョウじゃないって! 座・長! ったくお前にはかなわないね・・・」
「座長ってエライの?  なんか時代劇みたいだね。」
「お、お前なあ・・・時代劇じゃねえよ。偉くはないけど、責任者!任されたってことじゃん!」

今までにも、和也が舞台をやってことは当然知ってるし、DVDも持ってる。
でも、‘主役’とか‘座長’とか、そういうことに視点を置いて見たことも考えたことも、そういえばなかった。
舞台芸術なんて、そう簡単には見られない地方都市に住んでいるから、当然生で接する機会もなくて、興味を持つ機会もなくて、専門用語にはとっても疎い私。
それでも、座長って言葉くらいなら、聞いたことがあった。
それでも、和也があんまり嬉しそうだから、ちょっとからかいたくなる。
出会ってから、1年ちょっと。
私たちも、いつしかこんな会話が出来るようになっているんだよね。


‘責任’・・・この言葉が和也は好きだよね。
重圧なのに、面倒なことなのに・・・そう思う人もいるはずだろうけど、和也は違う。
任される自分を誇りに思う人。
頑張ってきた評価なんだって、見ててくれたんだ、認められたんだって思える人。
そして、より一層頑張れる人。
待ち受けるものが厳しくても、それだけ取り上げて怖がるのではなく、立ち向かおうとする人。

興奮気味にちょっぴり早口で話す和也の声を聞きながら、なんてたくましい人なのだろうと、改めて思ったりしていた。
準備期間は2ヶ月ほどだと話してた。

「舞台って、ミュージカルだよね? 歌って、踊って?」
「うん。台詞もあるし、またアクロバットもあるはず。ちょっと体重絞んなきゃいけないかなあ・・・。鍛えなきゃな~」
また、過密スケジュールが勢いを増すんだろうな。
急流のような時間の流れの中で、でもやる気に溢れて立っている和也を想像していた。

「また、会えなくなっちゃうって思うよな・・・ごめんな。」
電話の向こうの顔を想像していて、ちょっとだけ空いた間を敏感に感じたのか、急に声を落としてそんなことを言う。
夏休みが過ぎて、人が引いたら、紅葉でまた増える前に、こっちに来て温泉でも行こうって話してたから・・・?
「何言ってんの~  そういうのは、今は考えない!せっかく任せてくれた社長さんに応えられるように、今こそ頑張らなくちゃ!ね!」
「かりんなら、そう言うとは思ったけどさ。一応、俺だって温泉行きたかったんだからなっ!」
「うん。でも、温泉は逃げないからね。」
「逃げたら、追いかけてやっから!」
「うん!捕まえちゃおう!」
和也が笑った。私も笑った。
離れているのに慣れてしまった訳ではないけれど、私たちは、距離の分ちゃんと言葉を使い、気持ちを伝え合って時間を越えてきていた。


大好きで大好きでたまらない人だもの。会いたくて会いたくてたまらない夜もある。
メールじゃ、声だけじゃどうしても耐えられなくて、一度、電話口でワンワン泣いたことがあった。

「いや・・・和也と・・手が繋ぎたいの。今すぐ、今、今なんだもん・・・
やだ・・・会いたいよ、顔が見たい、ね・・・どうしてこんなに遠いの・・・?
寂しいよ、さび・・しい・・・・よぉ・・・
凍えちゃ・・う・・。さむい・・・よ・・。
和也は・・平気・・・なの? なんで?  ねぇ・・・なんで?」
困らせちゃいけない、甘えてばかりじゃいけないって自分に言い聞かせても、どうにも涙が止まらない夜。
止めようとすればするほど、一層寂しくなって。
あの時、和也はそんな私に、優しい声で話をしてくれた。
和也に『ごめん』と言われたら、もう泣けなくなる。
彼に謝って欲しくて言ってるんじゃない。 困らせたいんじゃない。
単純に寂しくて、会いたくて、触れたくて・・・・・・だから涙が・・・。
そういうのを、ちゃんと解ってくれていたんだろうね。
だから、そんな時は『ごめんな』とは決して言わないで、優しい声でをずっとずっと静かに話をしてくれた。


「かりん、聞こえる?
俺だって、寂しくないわけねぇだろ? 
会いたくてたまんねぇよ。 全然平気じゃねえよ。
お前が泣いてんだから、なおさらじゃん。
今すぐ行って、お前のことぎゅっとしてやりたいよ。 
俺の体でお前をあっためてやりてえよ。
わかんだろ? ね?  それは、わかんだろ?
そんなに泣いて子どもみたいだな・・・・・。
・・・・・そういえばさあ、俺が幼稚園の頃さ、デパートで迷子になってさ・・・。すっげえ必死で母ちゃん探したんだけど、一向に見つかんなくてさ。
どんどん焦って、目には勝手に涙が溜まってくるし、だけど、もう歩き回れなくて、
立ち止まった瞬間に糸が切れたみたいに大泣きでさ。警備の人がアナウンスのお姉さんのところに連れてってくれたけど、泣きすぎて名前も言えなかったよ・・・・・。
かりんも迷子になっちゃったのか?
お前が迷子になったって、ぜったいに、俺が探し出してやんだから。
お前のことなら、必ず見つけ出すんだから。自信あっから。大丈夫だからさ。
泣いてもいいけど、ちゃんと待ってろよ・・・な・・・。
どこにも行くなよ。 ちゃんとそこにいろよ。必ず行くんだからな・・・・・・・」


「・・・あ、そうだ・・・・・・昨日の撮影のスタイリストさんとこ、子ども生まれたって言ってさ、待ち受けの写真見せてくれたんだ。
まだホントに生まれたばっかで、くちゃってなってたけど、『可愛いでしょ?可愛いでしょ?』って何度も聞かれたから、『すっげえ可愛いですねえ!!』って答えたら、そりゃあ嬉しそうだったよ~
なんか、仕事の顔じゃなくて、優しい顔だったなあ。
ネットでいいからさあ、今度なんかお祝い選んどいてくんないかなあ?
女の子だったよ。なんか可愛い服とかさあ・・・・・
一緒に買いに行けたらいいんだけどさ。
ま、買うの見られたら、ちょっとまずい気もするし。
かりんが見つけてくれたやつ、俺も見て、一緒に決めたいんだ。 
ね?頼むよ・・・かりん。」


こうして、ポツリポツリと思い出しながら、子どもの頃の話、仕事で会った人の話、毎日のめまぐるしい出来事を・・・。
きっともどかしく、どうにもならない距離と、しゃくりあげる私の声に、傷ついていたのは、男としての和也の気持ちだと後から考えると思えるのに、
和也の優しい声は、そおっとそおっと、語り部の様に私の涙が止まるまで途切れることなく届けられていた。
私には子守唄のようにも聞こえる、ちょっと低く響きのある和也の話し声。
泣いている私に、話をしながら、時々問いかける。

「かりん? だいじょぶか?」

私が『うん・・・』って答えられるまで、和也の夜語りは続いてた。

寂しい夜には、ちっぽけでもきっかけがあるもの・・・。
話しているうちに、それが見つかってくるんだね。
仕事でつまづいたこと、誰かを言葉で傷つけた気がしたこと、夕焼けがキレイ過ぎたこと、一人戻った部屋が、やたらと暗かったこと・・・
つまらないきっかけ。
それを和也が見つけてくれた。
どうしようもなくても、それでも助けてくれた。
助けようとしてくれた。





      
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編集 |  20:12 |  小説風幻想「月光」  | CM(10) | Top↑

コメント

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 |  2008.01.31(木) 09:30 |  |  【編集】
昨日は記念日だったのね…
去年、一人アミーゴ堕ちのエントリー読んで
もう1年経つんだ…はぁ、早いなぁ…1年があっという間
さてさて、小説だけど
かりんちゃんの素直さが羨ましいなぁ~
私は相当素直じゃないから、あんな風に吐き出せないの
相手を信頼してるから甘えられるのかな
ちゃんと受け止めてくれる相手だからかな
へへ、昔を思い出しちゃったよ
若かりし頃の素直じゃない自分、人に甘えられない自分
変わりたかったけど、変われなかったな~
かりんちゃんには、ずっと素直なままでいて欲しいよ~
こんな風にちゃんと思いを伝えられる、受け止めてあげれる二人は離れてても上手く行くよね!
あっ、遠距離恋愛の経験は梨ですが(笑)
続きも楽しみにしてるね!!
亀leon |  2008.01.31(木) 09:34 | URL |  【編集】
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 |  2008.01.31(木) 14:02 |  |  【編集】
こんばんは。
隠しコメにしようか迷いながら、出して書きますね。
まずは幻想の第1回、おめでとう。
やっと出てきたね! 待ってました。
今回は、どんな和也に逢えるだろうと、楽しみにしてます。

「ね!ね!」と言う和也が、もう最初から頭に浮かんで(笑
シリアス和也も良いけど、こういうのはピッタリと顔が見える。
「ちげーよ! ね!」って、言いたくてたまんない和也、超かわいい。
そして後半の、泣くかりんをなだめる和也、
少し切ない声が、私の耳にも聞こえるよ。
最初の1話の中で、和也の良い面が、両極端で出てきたね。
とっても可愛い子供みたいな和也と、かりんよりも大人で、
大事な事や、大切な言葉をちゃんと知ってる和也。
対比がとても上手で、うんうん、分かる・・・と読みました。
かりんの和也は、とってもいい男! いいなぁ~(笑

「だ・ちょう?」、そう言ったかりんが好きだな。
なんかね、この言葉で「偶然」の頃より、
距離が近づいてるんだ~って感じたんだ。
プッって少し笑いながら読んだけど、ソコが、いいの。
出会って1年で、冗談を言えるような関係に進んだ、
それまでの流れが、とても良い時間だったのかな~
って思いながらね。
また続きを楽しみにしてます。いつも遅れ気味なコメントで
申し訳ないのだけど、ちゃんと読みに来るからっ!
じゃ、がんばってね。
いつも長くて、ちょっとウザいコメントでした(笑

えり♪ |  2008.02.01(金) 00:14 | URL |  【編集】
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 |  2008.02.01(金) 11:59 |  |  【編集】
●01-31 Thu 09:30 隠しコメさま
やっとこの日までたどりつきました。
亀ちゃんの声が聞こえますか?
何より嬉しい言葉です。
ちゃんとした小説のように、起承転結がなかなかつけられないんだよね・・・
だから、ずっと幻想のまま。昇格しません・・・(汗)
楽しんでもらえたら、嬉しいです。ありがたいです。

テンプレは・・・・・えへ、凝りました。
相当いじり倒しました。
あなたも月夜の、使っていたよね?
なぜか、亀ちゃんと共に、月が好きになってきた私です。

最後の言葉・・・ありがとう。 ほんとにほんとに嬉しいよ!
ごんままっち |  2008.02.02(土) 16:42 | URL |  【編集】
●亀leonさま
うん、1年過ぎたよ。いろんなことがあったのに、でもあっという間で・・・不思議だね。

私も若い頃はそうだったかな?
ほんの最近、そうだ!亀ちゃんに出会ってからは、少し自分の中身を、人に出しちゃうことがあるよ。
こんな田舎の片隅で、??な感情抱えて、あたふたした経験から、わかってくれる人に、分かってもらいたいと思うことがあるようになってきたかも。
かりんは、そうだね・・・聞いてくれる和也が居てくれるからこそだと思う。
「ごめんな」と言わなかった和也。
そういうところが、大好きなかりんです。
和也が魅かれる女性を書くのも難しいけどね~
ありがとう。頑張ります!
ごんままっち |  2008.02.02(土) 16:51 | URL |  【編集】
●01-31 Thu 14:02 隠しコメさま
ありがとうございます。
そうでしたね・・・「桜」書いたときに伺いましたね。思い出しました。
私は、経験があまりに少なくて、遠恋ももちろんないですから、実感のないお話なのかも知れませんね。
頭がガキで、しょうもないなあって、恥ずかしいですよん。
願望詰め込んで、お話に仕立ててるのかな?
出会ったからには、ちゃんと繋がっていたくて。
そんな気持ちからスタートです。
9月です、そうなんです。9月だから、書ける話になってます。
また感想聞かせてくださるのを、楽しみにしています。
ごんままっち |  2008.02.02(土) 17:19 | URL |  【編集】
●えり♪さま
ウザくなんかないって!!私のほうが、いつも長々コメじゃん?まとまりないしさ~~
いいんだよ~~楽しいんだもん、話すの。

なんだか、もったいない言葉いただきすぎじゃないでしょうか?
何度か読んで、頭の中で反響してるよ。
和也の中の対比とか、まったく考えて書いてなかったよ。
ほんと、計画とかない、幻想そのものだって、改めて思いました。
ポイントは、そうそう、和也の声が聞こえること。
その為には、いろいろ書き直したりしました。
だから、すごーく嬉しいです。
えり♪ちゃんの和也にはかなわないけど、いい男に書けてた?
「だ・ちょう?」のくだりも、ちょっと言ってみたくて。
下から見上げてた人だった和也を、並んだ目線から見れてるよって、そんな気持ちで浮かびました。

えり♪ちゃんの感想で、張り切って書くことができます。
流れ悪いかもしれないけど、我慢して見てやってください。
やたら、詰め込んでしまってまして・・・(^_^;)
ありがとうです。
嬉しかったです。
ごんままっち |  2008.02.02(土) 17:31 | URL |  【編集】
●02-01 Fri 11:59 隠しコメさま
はい、とうとう始めちゃいました。
こんなにまだ未完成で始めてしまい、怖いです~

テンプレ、かなり凝ってしまいました。
最初は男性向けぽい、暗いイメージだったから、いじり倒しです。ありがとうございます。
絢香ちゃんの歌は、いつでも泣けます。覚えててくださったのですね?
そんな自分のわがままな具現化なのでしょうが、書くのは楽しすぎです。
自分じゃない自分を、精一杯書いてるのかな?

この二人の出会いは「ちっぽけな偶然」ですよ。
名前がややこしいけど、かりんちゃんは、あの話の女性です~本名です~
そちらの成り行きも気になります。
またお邪魔しますね。
ごんままっち |  2008.02.02(土) 17:40 | URL |  【編集】

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