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2008年10月05日 (Sun)

小説風幻想「月光」 第25回

土曜日のズムサタ。

日本に来られてる外国の方に、街頭インタビュー。
浅草、銀座、秋葉原にて。

『日本で好きな場所は?』とか『始めて覚えた言葉は?』とか、そういうのを聞いてました。
相手の方は、日本語が出来る外国人の方々。

その中で『日本に来て、変だな~って思うこと』
聞いた場所は浅草、聞いた方はアメリカ仁の男性でした。
聞かれて即答!   「ジャニーズですね!」
おお~~っと!! 一気に集中して見てましたよ。 いったい何が変なんだろうってね。

「アメリカにも、ああいうアイドルっているんですけどね。日本ではおばちゃんたちが、キャーキャー言ってるでしょ?
僕のホームステイ先のおばあちゃんがね、84歳なんですけど、嵐のファンなんですよ。
特に松潤が好きなんだって!」

それで、画面が切り替わって、終わっちゃいましたが・・・
何気に『松潤』をご存知でしたね~
あたしゃ、手たたいて笑ってました。主人は、もう出勤してましたから。

だけど、はたと、気がつきました。
笑ってる、私は、ワールドワイドに見たら変な人ですか? あれれ~~
おばちゃんになってから、こんなにキャ~キャ~ってなったって言ったら、もっと驚かれるでしょうか?

全然後ろめたくないけど、自分を笑ってた自分がおかしかった~!





では、帝劇での舞台が続きます。
観覧経験者の方は、思い出しつつ。
DVD所有者の方は、席を想像しつつ。
全てを想像してくださるかたにこそ、あの亀ちゃんの素晴らしい舞台の様子というか、受け取るかりんの気持ちが伝わったら幸いに思います。





       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・


【More】










   「月光」  第25回


桟橋シーン。桟橋は左側で突き出るから、和也とは距離があった。
だから、観客のまま、彼の演技を眺めていられた。
雄大くんを引き上げている聖くんを眺めながら、素の笑顔のように笑っている和也。
何度も何度もリハーサルして、公演続けてきたからこそできる、自然な笑い方だね。
舞台上で自然に笑える和也を見ながら、その余裕と自信を生むまでの努力に思いを馳せた。
ここのバラードは、やっぱり切ないね。和也の少し掠れた甘い声が、伸びる。
女性とのハモりもきれいに合っている。


試合シーン。
聖くんがすぐ傍を通って、入場していく。
優しいメールをくれた聖くん。私がここにいることは、きっと知らないんだろうな。
深くかぶったフードの中がこの席からだと振り向けば容易に覗き込める。体をひねって目を向けた時、フードの中から不意に視線が私へと飛んできた。
(うそ・・・・・)
息を呑む。なぜって、その視線が予想と違って、やさしく微笑んでいるように見えたから。
(聖くん・・・? もしかして、私のこと?)
勘違いだったかもしれない。だって、私の横を過ぎて歩きながらフードを取り、舞台すなわちリングへと向かう聖くんの横顔は、負けるかも知れないと不安を抱きながら、それでも負けるわけにはいかないと決意するチャンプのギラギラした瞳にしか見えなかったから。
だけど、初めて直接聖くんと会った気がする一瞬のまなざしだった。
(ありがとう。いつもありがとう。聖くん)
優しい視線に安心感を得て、私はついそんなことを心で彼へと発していた。


和也が舞台へ上がって行くのは、反対側・・・この時も遠かった。
舞台に上がった和也は、背中が良く見えた。この間よりも、短い期間にまた少し痩せた気がした。
あの日のお風呂場が頭を掠めそうになる。すぐに引きもどされたけど・・・
頭の中も、感情も忙しすぎる。渦の中にいるみたい。
手が痛かった時、どれだけ我慢してグローブをつけただろう。
演技だから打ち合うことはないけれど、薬が効いていても、あの時はグローブをつけるだけでも、痛みが全身に響いたはず・・・。
いろんなこと乗り越えたんだね・・・。
実際は、全く打ち合ってはいないのに、このシーンが気迫に溢れているのは、二人の気持ちが拳を合わせて、火花散らしているからに違いないね。


アクロバットといわれる空中技・・・それは私の左上で繰り広げられた。この角度だと、和也の表情は良くは見えないけれど、体全体はよく分る。
全身を支える腕の筋肉が震えるのや、揺れを制御するために不安定な状態で踏みしめる足元や、ただ見せるのではなく魅せるためにすっと伸ばそうとする背筋。回転の驚くほどの速さ、そして、その位置の高さ、下には観客がいること。
彼の視界には決して入らないこの位置で、こちらからはいろいろなことが見える。
多くの出演者がいるこの作品の中で、彼一人が、観客全員の視線と注意を集めて演じる姿だった。
熱があっても、怪我をしていても、決して穴は開けられない。こんな和也のやってること、代わりはいない。それが身に沁みてわかる。同じことが出来る人がいても、演目が変わらない限り、この世で和也以外にあそこで演じることはけっして出来ないんだ・・・許されないんだね・・・。
逆に言えば、和也が居ない・・って状態は、ありっこないんだね・・・。
それを毎日毎日繰り返して、この日までやってきた和也の姿がそこにはあった。
一つ一つの動作、台詞が今日でラスト。
噛み締めながら、味わいながら、心に刻みながらきっと演じているんだろうね・・・和也。
その神々しいまでに、美しい姿。




やがて、幕間となった。ふうう・・・と溜息が口をついた。
多くの人が小走りに立ち去ってゆく。トイレが込むのかな? グッズを買うのかな?
座っていようか・・・とも思ったけど、終了後に友達が待っててくれるし、今のうちにトイレに行っておこうと立ち上がった。
案内の声の通りに、地下へのトイレへ続く階段の列に加わった。
客席の階は絨毯張りだけど、地下フロアに着くと固い床になる。コツンコツンと自分のヒールの音がした。
ゆっくり流れに乗って歩きながら、コツン・・コツン・・・
(もう半分終わっちゃったんだ・・・)
渦巻く感情に揺さぶられた時間から、ふと我に返っていた。


トイレを済ませて、ロビーに戻り、飾られた多くの胡蝶蘭とその名札を見ていた。
有名な方々の名前がある。
ここに飾れない花束が、和也の部屋にあったのだろうか。あの立派な花束・・・。
楽屋にも差し入れなんかが、たくさん届くのだろう。
今日は、もう完全に引き払わなきゃいけない楽屋だね。
この幕間、どんな風に過ごしているのか・・・想う。
(私が来てるの、見えてた?)
心の中で、胡蝶蘭に聞いてみていた。


席に戻り、和也が吊るされた天井を見上げた。明るいところで見たら、やっぱり高い。
下に観客がいるっていうのが、余計に大変だろうな・・・って思う。
2階席からはすぐ近く、正面に見えそうだったな・・・。下からと前、横からも、視線、視線、視線・・・。囲まれて、長い時間を空中で過ごすんだね。
目を閉じるとね、和也の気持ちになってみようってするとね、ふと考えてしまいそうなの・・・
(なんで、俺、こんなところでこんなことやってんだ?)
そういう風には思ったことないの?
ただ、ただやってる和也よりも、そういう風なことがたとえ脳裏を掠めた時があっても、やり続ける和也をすごいってそう感じた。

「俺には何十回のうちの1回でも、来てくれる人には、大切な大切な、たった1回の公演かも知れない。」

突然、彼の言葉が私の胸の中にこだました。
え? 今、そう思ってる? 聞こえたのかしら、心の声が。
私の疑問に答えてくれたの?
その時、再開を知らせる合図がして、ここにいる大勢の人が、またカズヤに導かれていった。






       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・


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コメント

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 |  2008.10.06(月) 01:30 |  |  【編集】
●隠しコメさま
考え、考えて書いてくれたコメントを、心に刻みながら読みました。
どっぷり、かりんになる・・・これは、まだコメントが多かった頃、書いてくださる方が多かったんだよ。
でも、そうなんだね・・・ちょっと話しすぎた?(笑)
たくさん話すと、そうなっちゃうみたいだね・・・
なんだか、申し訳ないというか、こういうお話の体質というかね・・・

頭に浮かんだことを、恋焦がれて絞り出してしまった事を、文章で書いているだけだから・・・・
「小説風」は、だからもうずっとそれでいようと、それは自分で思っているの。
創作なんだけど、創作じゃないって言うか、「私」がとにかくありき・・・だものね。

でも、そういう時に、あなたが取ったポジションに、私はひたすら感謝をお返しします。
それは普段のあなたにも通じるところで。
かりんにとって、銀座で会った友達は、物語上都合の良いお人よしみたいだけど、それだけじゃなくて、かりんを支えているんだよね。
ものすごく広い心と、深い愛情とを、和也に持ってて、だから、かりんを友達のままで、その状況を受け入れてくれてる。
あんなこと出来っこないって,私は思いながら書いてるけど、あの銀座の彼女こそ、私は幸せになれると信じてるんだ。こっそりとね。
いつか、テレビの和也を、大好きな人と並んで幸せそうに見てて欲しいな・・・なんて想像するのだ。

そうそう!なれるときはいつだって、かりんになっちゃってね!気持ちのリンク、してくれたら、又それも嬉しいし。
私には、手放した(字にして書き留めた)物語を、目にしてくれて、それについて話せることが嬉しいんだもん。
いつも、ありがとうです。
ごんままっち |  2008.10.09(木) 17:03 | URL |  【編集】

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