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2008年10月28日 (Tue)

小説風幻想「月光」 第29回

何とか、生きて戻りました(笑)
昨日は、バテてました。
・・・とは言え、学校のお祭りも一緒に7時半から居て、5時半まで付き合い、日曜日もビデオ撮りで一緒に音楽祭に付き合ってくれた娘が、必死の思いで疲れた体で登校したのに、居眠りしちゃかわいそうで、ぼけっとしながら、お菓子食べたりしながら、汚なすぎる家の中を少し片付けたり・・・

学校のお祭りはね、私が部長してたときに、学校への還元を打ち出して、子どもを募集して一緒に歌ってきました。
だんだん、応募する子が増えて、今年はとうとう100人弱。
全校生徒が1000人弱ですから、1割!すげっ!

それで、初めて、高学年は3部合唱。低学年は手話つきで、両方とも子どもだけのステージへと。
当初からしたら、それはすごい高みの場所。よくたどり着いたものだと思います~~じーん。
低学年は「世界が一つになるまで」でした。
ここで以前に書いたおかげで、二人の方から手話が解りやすいJohnny’sの古い映像記録を頂きまして。藪くんが歌ってました。
解りやすかったので、ネットで調べた絵の説明より、Johnny’s方式を採用しました。
子どもたちには、私がずっと教えていたので、すっかり「コーラスの先生」と呼ばれてます。
始めは、手話すると歌えなかった1年生も、最後にはかなり上手になって!
本番では、前に出て、歌わずに手話だけしながら、その元気な歌声に涙が出そうで、こらえるのに苦労しました。

DVDを届けてくださった、Kさん、Rちゃん、心から感謝しています。ありがとう。

本来、私は子どもが苦手です。
自分のを生む前は、ホントにどうしていのか、全く解らなくて傍に来ると困ってました。
だから、じんじんみたいに、子ども好きな人、平気な人に憧れてました。
でも、生んでからは少し大丈夫になりました。
それが、こんな私なのに、手話を教えているうちに、すっかりなついてくれるようになり・・・
なついてくれたら、可愛いです。
決して優しくしたわけじゃないのに。
  「ちゃんと見とかんと、もうせんよ!」だの
  「はい!静かにする~!」だの
  「(歌の)先生のほう見て歌うよ!」
だのと、叫んでばかりいたんです。

でも、「せんせい・・・お祭りの日、退院したばっかりになるけん、出られんかもしれません」
なんて、小さな声で報告してくる子。
もやもや病だって話してくれた。
そう・・・徳永英明が苦しんだから、ご存知の方も多いかも?
「入院頑張ってね!一緒に歌えるといいね。先生、ずっと待ってるからね。」と会話したその子は、当日、ちゃんと歌えました。

前日練習が終わった頃「お腹が痛い」と泣いていた子を、保健室へ連れて行きました。
給食前から我慢してたって。ずっと我慢してたって。
「偉かったね~明日の本番、せっかく頑張ったんだから、出れるといいね。でも、きつかったら、お休みせないかんよ。」
と、話しておいたら、迎えに来たお母さんと帰る所でまたばったり会ってね。
お母さんに「コーラスの先生~」って教えてました。
とっても元気に明るい顔に変わってて。お母さんが迎えに来てくれるのが嬉しかったのかな?
その子も、元気にステージに立ちました。

ステージのあとのお祭りが3時まで続き、私は委員で飛び回っていましたが。
片付ける頃は、廊下案内張り紙を外して回っていました。
人も少なくなって、帰る人の流れの中から、「コーラスの先生、バイバイ!」と、あちこちから手を振られて。
どれだけ嬉しかったか知れません。

子どもが嫌いだから、子どもにも好かれないって思ってました。
でも、いつしか、どうにか子どもでも、通じるようになったみたいです。
娘が居てくれるおかげですね。
ありがたいと思います。

そして。
優しい気持ち、大切に想う心、相手の気持ちを何とか汲み取ろうとする姿勢は・・・彼から。
ホントに不思議。
想う・・・・・・って、不思議。
嫌いな自分が、ちょっぴり変われるんだもん。それも、いつの間にか。
嬉しくて、もっと想う。もっと、もっと大好きになる。
その為に、またちょっぴり人のこと考えてみたりする。
ありがたいと思います。




それでも、世知辛い世の中。
下がる株価は特に関係ないのですが、家計も厳しく、生きてくのは大変で。
いろんな考えが渦巻いて、剛くん(堂本兄弟にて)の言葉で言えば「頭が散らかって」たりして。

支えようと手を差し伸べてくれる人、また、こんな私でも頼って・・・つか、思いを話してくれる人。
ほんの少しだけど、そういう方がいらしてくださるから、どうにか生きていけます。
生きていかなきゃ・・・です。






さて。続きを。
間が空きましたが、聖くんが出て来て。かりんは嬉しかったね。手を振ってもらえて。
和也はどうしてるでしょう。どうするでしょう。








       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・


【More】












  「月光」 第29回


その時、めったなことではならない携帯の電話着信音が鳴った。
誰だろうとバッグから携帯を取り出すと、発信元に驚く!和也からだった!
着うたが鳴り響き、周りの人がチラチラ見ているし、携帯は開いているというのに、なかなかボタンを押すことができない。
でも、やがて躊躇もここまで・・・と、ボタンを押してゆっくり耳に当てる。

「も、もしもし・・・」
「あ、俺。なかなか出てくれねえから、ハラハラしちゃったよ。今日は来てくれてありがとな。
さっき、聖が電話してくれたんだけど、・・・あ、ちょっと待ってて・・・」

そこまで言うと、和也の声が黄色い歓声にかき消された。
(今から出てくるところなんだ!)
車内のがさごそした音、クラクション、小さくだけど「下がってくださーい!」という声も混じった喧騒が届く。
ドキドキして聞いていた。

「もしもし!聞いてる?聞こえる?」

突然和也の声がした。

「う、うん、聞こえるよ。大丈夫。」
「かりん、近くにいるんだろ?聖が言ってたから・・・俺の車は、聖とは逆のほうに曲がるんだけど、お前そっちのほうに歩いて行ってたって・・・」
「え?」

(逆って、さっきのところを左折したら、こっちに来るんじゃないの!)
和也の声は嬉しいのに、一緒に聞こえてくる喧騒が少し怖くて、思わず私は歩を早めてどんどん歩いた。
人だかりから少しでも遠くに行きたかった。

「・・・し。もしもし!かりん、聞いてる?!お前が来てくれてんの見て、めちゃめちゃ嬉しかったよ。だか・・・・」

その声に、早足で歩きながら後ろを振り向くと、白いワゴン車が近づいてきていた。
(もしかしたら、あの車?)
それを見つけた私は振り返ったまま、携帯を耳に当てて、無意識に立ち止まってしまっていた。
近づいて見えてきた車の窓は、聖くんのと違って、黒いフィルムか完全に貼られていて、中の様子は伺うことができなさそう。
でも、その時、更に近づいてきた車の、助手席の後ろの黒い窓が少しだけ、ほんの10センチほど下りたのが見えた。
そして、スローモーションのように、車は目の前にやって来た!
和也の言葉の続きを聞き取ろうと、電話に注意を持って行ってたのに。
その声は、目の前を走る車のわずかに開けられた窓から、確かに聞こえてきた。
この時、電波じゃなくて、二人の間にある空気が伝えてきた声は、間違いなく和也の声で、

「消えちまうなよっ!!! 帰るなよっ!!!」

・・・・・・・だった。
続いて、携帯から声がした。

「家、行ってて。この後の仕事は大してないし、今日は打ち上げもないから。な、絶対来いよ。帰るなよ。」

少し小声で、早口で言ったあと、電話は切れた。





切れた電話をいつまでもそのまま耳に当てて、私は立ちつくしていた。
和也が言ってたことが、まだちゃんと理解できていない。
それはじわじわと浸透するように、解ってくる・・・
(帰るなよ・・・って言ってくれたんだよね・・・来いよって。)
ボーっと立っていた私。急ぎ足で通り過ぎるスーツ姿の3人組の男性にぶつかってしまい、「あ、すみません。」と、歩道の真ん中から端へよけて、ようやく我に返った。
電話を切って、閉じて、握り締めた。
(行かなくちゃ・・・・・和也のとこ。)
幸い、明日はお休みを取っている。ホテルは予約してなかったけど、でもそれは、まだ帰れる時間に舞台は終わるのだから・・・そのまま帰ることになっても、それでもいいんだ・・・と、心の隅に逃げ道を作っていたから。
でも、逃げ道は要らないよって、ううん、その道は通っちゃダメだって、和也が断ち切ってくれたんだね。
迷惑かけたのに、勇気までもらったんだね。
素直に嬉しくて、ありがとうがいっぱい言いたくて、早く逢いたかった。
和也の愛情が、本当に嬉しかった。
ようやくまたホテルへの道を歩きながら、めまぐるしい今日の出来事を思い出し、そして、今から向かう先のことを考えてた。
今度はカズヤでなくて、和也がいる場所へ。






ホテルのフロントで荷物を受け取り、いったんメイクを直してから、有楽町駅へと、そしてもう頭の中に入っていた和也のメモの通りに乗り継いで、和也のマンションへとゆっくり向かった。
この間来た時は、メモを片手に一目散だったよね。ただただ和也が心配で、ほかの事は何も頭になかった。
乗り継ぎも、メモや看板とにらめっこしながら、徹夜明けの体で走ってたと思う。
逆に辿って帰ったときは、頭の中がごちゃごちゃで、自分の意思がどこにあるのかさえ解らないほどだったし、消えてしまいたい、消してしまいたい自分で、和也の傍から離れなきゃと動いたものの、重たくて重たくて放り出したい気分だった。
そのルートを辿る今、私の気持ちは静かだった。冷静と言うほど高貴ではないんだけど、和也の送ってくれたチケットと、それが見せてくれた舞台のカズヤと、さっき耳に届いてきた和也の言葉が、私を支えてて、それでしっかり立っていられた。
遠く離れてても、顔も見れなくても、連絡が途絶えていても、いつも和也は私を支えていてくれる。
和也がくれるもの、そして和也を想う事で私が手にできるものは、あまりにも大きくて、暖かくて、優しくて、偉大ですらあるんだよね。
そんなことを、一人で電車のつり革につかまって、あるいはバスの座席に座って、なんとなく流れていく景色を見ながら考えていた。
少しずつなんだけど、どんどん和也のマンションに近づく。この乗り継ぎ乗り継ぎの時間が、なんとなく貴重だった。




バスを降り、マンションへの道。和也にあの朝、見かけられたこの道。
ちょっと前に、数日過ごしただけなのに、なんだかとっても懐かしい気分になれる景色。
薄暗くなり、涼しい風が吹くこの道を大好きだって思える。変だよね、初めて来た時は、都会過ぎる景色に、とても疎外感を抱いちゃったのにね。
マンションの前に立って、上を見上げた。和也の部屋の明かりはまだついていないようだった。
実は、バッグの中に鍵は入ってた。お守りの気持ちで、持ってきてた。
でも、それが取り出せなくて、そこで立ち止まった。
自ら黙って出てったドアを、気軽に開けるわけにはいかなくて・・・
勝手に入って、ニコニコ「お帰り~」・・・・・それでいいのかも知れない、それがいいのかも知れないんだけど、バカだよね、やっぱり気軽にはできない私。
ごめんなさいも言わないままで、勝手に部屋に入ることができなかった。
それで、和也が帰ってくるまで待ってようって思って、鍵に手が出せなかったんだ。




幸い辺りにファンらしい人もいないし、暗くなってきて、目立ちにくくはなってた。
でも、マンションの入り口にずっと立ってるわけにもいかなくて、道を隔てた向こう側の小さな公園に行ってみた。
ここは、和也の部屋から見えるところにある公園で、部屋から見えるってことは、公園からも和也の部屋のベランダが見えるかなって思ったの。
車の往来の多い道に接している公園は、見通しが良くて怖くはなかったけど、ぽつんと一人ベンチに座っているうちに、だんだん心細くなってしまって、不安になってくる。
辺りも徐々に暗くなってきていた。
鍵があるから、いざとなったら!・・・そう思いつつも、「早く帰ってきて。」って必死で思ってる。必死でベランダを見つめてる。
やっぱり、バカだよね・・・私。







       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・


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編集 |  18:01 |  小説風幻想「月光」  | CM(8) | Top↑

コメント

続き楽しみにしてたよ!!
すっかりご無沙汰、読み逃げばっかでごめんね~
ご無沙汰してる間にすっかり秋も深くなっちゃって
肌寒いの通り過ごして…夜になると…さむっ!!
勝手に出てきちゃって、勝手には入れない「かりん」の気持ち…
わかる気がする…入っちゃいけない…そんなモヤモヤ
やっと連絡くれた和也が嬉しかった…
また、次楽しみにしてるよ~!!
亀leon |  2008.10.28(火) 19:55 | URL |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2008.10.29(水) 00:09 |  |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2008.10.29(水) 00:17 |  |  【編集】
良かった。
和也がちゃんとかりんに帰るなと言ってくれて・・
お互いの気持ち通じあってくれると思っています。
miwa☆ |  2008.10.29(水) 08:38 | URL |  【編集】
●亀leonさま
こちらのほうこそ、すっかりご無沙汰してて、申し訳ないです。
たまに覗きには行くのだけど、読み逃げ・・・ごめん。
なんだか、もうすっかりファンとして巨匠っぽくて、私みたいな変なファンとは全然違うもんな~なんてさ。
ありがとね。たまに見てくれていたのかな?

そうだよ・・・もうすっかり寒くて、こっちは冬に陽が差さないから気分まで滅入っちまうよ・・・
かりんのなんだか不器用つか、動くより先に考えちゃうとこ、解ってもらえたら嬉しいです。
二人の様子、見守ってやってください。

風邪ひかないように気をつけてね。
ごんままっち |  2008.10.31(金) 16:15 | URL |  【編集】
●10-29 Wed 00:09 隠しコメさま
いやいや・・・低学年は70人くらいだったし、他にも何人かはいたんだけどね。声張り上げて教えるのは、私ばかりだったから・・・
どうだろうね・・・必死さ位は伝わったのでしょうか?
子どもが可愛いって思えてる自分が嬉しかったりするんだよね。
ま、あなたには到底全く、叶いませんから~~(笑)

そうね・・・結構、和也の第一声を気にしてた方もあったようですが、全然考えずに書いてました。
普通に、自然にかあ・・・言われて気がついたよ。
会話とかって、考えて考えて書いてるってより、どこかから聞こえてくるような感覚で書いてるんだ。不思議なもんです。

かりんは、会うのかどうか、会えるのかどうか解らない、決めきれないまま上京したと思う。
銀座のお友達、舞台のカズヤ、車の中からの和也の声、そして自分と向き合うこと・・・それでやっと決められたんだと思う。
なかなか鈍いやつなのよ。臆病だし。
でも、向かうね、和也のところ。どうか見守ってやってください。

いつもありがとう。
ごんままっち |  2008.10.31(金) 16:26 | URL |  【編集】
●10-29 Wed 00:17 隠しコメさま
そんなに送信エラーだったのですか?あらら・・・
コメントが読めずに、残念でした・・・(涙)

ようやく二人のかすかな接触でした。
まだ電話だけど、普通に話せたようですね。
ちゃんと会えるまでもうすぐ・・・かな?
いつも楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
ごんままっち |  2008.10.31(金) 16:47 | URL |  【編集】
●miwa☆ さま
ずっと願っていてくれたんですものね・・・良かったですよね。
やっぱり、臆病なかりんには、和也の一声がとっても大切で。それがいつも自信をくれるんだって思うんです。
ちょっとだけずれたような二人の想い・・・はやく通じると良いですね。
ごんままっち |  2008.10.31(金) 16:56 | URL |  【編集】

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