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2008年11月10日 (Mon)

小説風幻想「月光」 第32回

なかなかすっきりと晴れなくなりました。
この地の「冬空」です。 ずっとずっと、どんよりが続きます。

良く、夏が好き!とか言うでしょう?
私、春と秋が好き!
でも、そういう人って少なくない? 私だけが軟弱なんかな?
だって・・・暑いのも寒いのもストメスじゃん?
亀ちゃんはサーフィンできる夏が好きでしょ? でも、私は、軟弱な心地よい季節が好きです~

旦那の仕事が早い日が出てきてて、今朝は5時10分に起きましたが、なかなか朝になってくれません。
起きるとついカーテンを開けますが、星がきれいでした・・・
寒さが厳しくなると、早起きは得した気分になりにくいから、やだな~
でも、窓から見渡すと、明かりがついてる窓がいくつかあるの。
夏はわからないけど、冬は早起き仲間が見えるから、「ああ、私だけじゃないから・・・」と、自分を励ますことができます。






さて。ご無沙汰してる間に、亀ちゃんの入社日が過ぎちゃったね。 10年目なんだよね。
つい最近、中古の、「KAT-TUN年表」がついてるちっこいまがい写真集を2冊も買いましたから~ネットで。間違いないようですわ。
ちゃんと1998年11月入所って書いてありますわ。
10年かあ~そっかあ~もう、娘も生まれてたんだなあ・・・
そこからすでに3人が一緒だったという・・・ウンメイなんでしょうね。
12歳から社会仁やってるようなもんだよね。
今の娘の歳ですよ。
大人びるはずですね。
でも、ちゃんと、いえ、ちゃんとどころか、立派にやってきている亀ちゃん、たち。
すごいなって、ホントにすごいなって、感心しきりです。




朝、5時50分ごろ、旦那の朝ごはんを用意したあとで、旦那が起きてくるまで、5分くらいあったから、携帯のブログランキングで、何気なく見たところ、そこで、夕べの「おしゃれイズム」にて、もこみちくんを知る人・・・として亀ちゃんが登場したことを知りました。
携帯のランキングは、記事タイトルが出ないから、内容はわからないままに、何となくクリックして見せていただいたところでしたが、そうして、たまたま出会った記事でした。
もこみちくんは、随分仲良くしていただいてるようでしたし、二人で飲んだ様子など・・・うふっ
ちょっと気になってたんだけど、録画しなかったから・・・見れはしなかったけど・・・
まだ暗い時間の台所で、ふっと亀ちゃんの情報を知る・・・
はたから見たら、うすら寂しいようですが、私は当たり!!ってな気分で、嬉しく思えました。

車で走ってて、きれいな空とか見つけたら、つい名前を呼んで話しかけてみたりしません?
  「ね! ○○! 見て!すっごいきれい~~」 
      (↑○○:私のこっそりな亀ちゃんの呼び方です)
みたいな。
あれ? もしかして、私だけですかぁ?





こ、こほん。こんな、妄想頭を維持するためには感動の注入が欠かせません。
私は、音楽と映画で感動を頂くことが多いのですが・・・
先日「おくりびと」行きましたよ。
これ、秀作です! 悲しくも嬉しくもないのに、涙が出ちゃいます。不思議です。
うまく表現できないような、じ~~んとした感動が沸いてきます。
‘所作’の美しさが、目をひきます。日本人独特の感受性だろうか?などと思いつつ。
茶道だって、所作の連なりです。
大げさな動きの繋がりとも、昔は思えたけど、美しいけど無駄がなく、静かできりりとして。
(両親は、茶道をやってますので・・・)
こうした日本的動作には、どれにもちゃんと意味があるから、だからなおさら美しいのかもしれません。
それが、「死」を忌まわしいものでなく、厳かな旅立ちとして捉える気持ちへと導いてくれる気がしました。
そして、登場人物の心の機微が、細やかに、しなやかに描かれます。
多くを語らずとも伝わってくる、きもち。
そういうの、すっごく好きで。
だから、私の幻想の情景や心理の描写を、細かくて好きだって褒めてくださる方がいたりすると、感激しちゃうのです。




それでは、続きをご覧ください。

記事を書くとすぐに拍手を下さる、どこかの誰かさま。
今まで、拍手コメに隠しでコメントくださった方々。
また、拍手をしていってくださった方々。
感謝申し上げます。ありがとうございます。





       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・



【More】










  「月光」  第32回


リビングに戻ると、いつもバスローブだけ着てる和也なのに、Tシャツを着てた。
弾んだような声で言う。

「ね~腹減ったよね!冷蔵庫なぁんもねえし。出前で寿司とろうかって思うけど、かりんそれでいい?」
「あ、うん。お寿司いいね!ごめんね、何か買い物して来ればよかったのにね・・・」
「いいって!この前も、全然ご馳走してあげてねぇじゃん。お前が作ってくれてばっかだったし。だからさ!」
「そう?ありがとう。」

和也は、携帯をカバンから取り出して、お寿司を注文していた。

「・・・はい・・・そう、3人前。管理人室にお願いします。・・・・・・」

携帯をたたんだ和也に聞いてみた。

「ね、3人前も?それと、管理人室って?」
「ん?ああ、俺腹減ってっし。それとさ・・・2人前はマネージャーいわく『あんまよろしくない』ってこと。
管理人室ってのは、寿司屋が直接ここに来るのはまずいから、このマンションはさ、管理人室でそういうの受け取ってくれるんだ。
事務所がOK出すマンションって、そういうサービスがあるとこなんだ。」

一人でここにいた日、エントランスにいたファンらしき人たちのこと、一度だけ鳴ったインターホンに死にそうにドキドキしたこと・・・思い出した。
和也が暮らすためには、いろんなシステムが必要なんだね。
私には想像のつかないはずの世界に、場所に、今いるんだね。
管理人室にも電話をかける和也を見ながら、そんなことしみじみ感じてた。




「私、お吸い物作るよ。」
「え?そう? だっけど、なんか具になるもんあったかなぁ・・・」

探しにキッチンへ向かう和也の後についていく。
ダシの素なら、この前来た時にあった。和也は冷蔵庫を覗く。私は戸棚を空けて探した。

「おっと、たまねぎ1個発見!」
「乾燥わかめがあった~ これでできちゃうよ。」
「じゃ、手伝う!俺、たまねぎむくから!」
「うん!」

ダシの素で作るお吸い物、あっという間にできるのに、二人で手分け。こういうのって、なんかいいね・・・。
狭いキッチンで一緒にいると、ちょっと動くだけでお互いが触れちゃう。その上、たまねぎをむき終わって、後ろから私の肩越しに手元を覗き込む和也は、時々クスクス笑ってて、それがあまりに近いから、息遣いが気になって、ドキドキしてくるんだもん。

「やだ、なんかおかしい?」
「ううん・・・このシチュエーションが、嬉しいっつか・・・」

千穐楽を終えた和也が、随分気持ちを楽にしているのがとてもよく伝わる。
さっきのお風呂以外はね・・・。
長い長い果てしないほど長く自分を律し続けてきた和也が、やっと迎えたホッとする時間。そこに一緒にいる自分が、信じられないくらい幸せな人間だって思うよ。





和也の携帯が鳴る。

「あ、はい。どうもありがとうございます。すぐ行きます。」
「寿司来たって。取って来っから。すぐだから、待ってて。」

そう言って、デニムの短パンをはくと、急いで和也は部屋を出て行った。
空き缶が3本置いたままの流し。辺りを片付けると、あの日におかずを作って帰った密封容器と小鉢などは、きれいに洗って乾燥機の中に並んでいた。
食べてくれたのかな? 気が付いてくれていたみたいだね・・・
あの時の気持ちを、少し思い出す。私は勝手に、良かれと和也の元から去ったけど、和也はそれで自分を責めていた。
余計なこと言うまいって、何も手紙なしに送ってくれたチケットに、私は彼が怒ってるかもしれないって、そう考えちゃった。
いつも離れてて、言葉で埋めてきた二人の間。
一緒にいて解りあえてるはずとそう思えるときに、私たちって言葉を使い忘れたのかもしれない。
あの時は和也の極限状態の時。苛立ちも焦りも当たり前のことなのに、受け止めきれずに、私はダメだったね・・・
だけど、お風呂で話しただけで、ほらもう楽しい二人。
それが、今まで積み重ねてきた時間を思い出させてくれるんだ。
母が手紙に書いてくれてた。一番の人を一番だって心に決めたら、それを伝える努力をしなきゃだめだって。
和也は、私には一番の人。もう何があっても間違いないし、変わらないって思う。
伝えなきゃね。ちゃんと。しっかり。
和也に伝えなきゃね。




「へい!お待ち~!」

和也が帰ってきた。寿司桶を持って。

「ね、ね、食べよ。早く~腹減った~」

桶を食卓に置いてみてる和也だけど、首をかしげて腕組みをしている。

「どうしたの?」

小さな取り皿と、グラスを持って傍へ行って聞いた。

「桶だけで一杯で、何も置けねえ・・・」

なるほど・・・ホントだ。私は、取りあえず、置けないお皿とグラスを流し脇に置きに行ったんだけど・・・




「あ!忘れてた!」

私ったら、すっかり忘れてたんだ。和也にって千穐楽のお祝いを銀座で買ってたんだった。

「いいものあるから!」
「え?」

バタバタとカバンを開けて、赤いリボンの包みを和也に手渡した。

「なに?」
「千穐楽のお祝いって言うか、記念にって、買っておいたの。舞台、大成功おめでとう。ね、開けてみて。」
「あ、ありがと。びっくりした~! マジ嬉しいんだけど・・・・・・・
お!カッコいいじゃん、これ! 今から使おうよ。いいよね?」
「うん!」

私が買ったのは、真っ白くて長方形のやや大きいお皿2枚だったの。ふちが少しだけ高くなってて、不均一に、そう、紙をしわくちゃにしたみたいなシワ?が入ってるの。
その白さがとってもきれいで洋風でもあるけど、形がちょっと和風で、それで選んだの。
和也が箱を開けて取り出したお皿を2枚とも洗って、それにお寿司を盛り付けた。
窮屈気味に隙間なく詰め込みながらも、何とかきれいに並べていった。
その作業を手伝ってくれながら聞いてくる。

「ね、なんでこのお皿選んでくれたの?」
「うん。ほら、和也が具合悪い時、鯵の開きなら食べられたでしょ? あの時、食器棚見てたら、洋風のお皿ばかりだったから、こういうの和風にも使えるし、食べ物がおいしく見えそうな気がしたの。
あの時食べてくれたのが、本当に嬉しかったし、私には和也の舞台の思い出だし。
あ、そうだ、それにね、島に帰って久しぶりに鯵食べたら、やっぱりおいしかったのよ。
このお皿買ったのは、こっちについたその日でね、東京に戻ってきたな~ってそう感じてたから、また来るまでのいろんなこと、詰め込んだ気持で買っちゃったかも。
形が残る物がいいなあって思ったしね。
あ、ごめん。和也の記念じゃなくて、私の記念みたいだよね・・・・・」
「いいじゃん。こういうの大好きだし。お前の記念なら、それをもらうのは、もっと嬉しいかも?
だって、かりんが俺の舞台に対して、お前らしい角度で思い出持ってくれたってのは、すっげえ嬉しいんだ。」
「私らしい・・・角度・・・?」
「そ。俺の傍に来てくれた、かりんから見た俺と、俺の舞台だって気がするからさ。」

真顔で、でも楽しそうにお寿司を移してる和也の横顔に見とれた。
久しぶりで、和也という海原にぽっかりと浮かんでいるような、優しい気分に包まれていく。

「よし!できた!さ、やっと食べれる~~」

大きな桶を流しに半分突っ込むように置いて、お寿司でいっぱいになったお皿を2枚とも運んでいく。

「うまい冷酒、あるんだ。」

冷蔵庫からビール1缶と冷酒の瓶を出してきて、小さな冷酒用のグラスも取ってきて座る。

「ね、かりんも。早く。」

私がお皿とビールグラスを持ってきて食卓のイスに座ると、グラスを持たせてビールを注ぎ、自分のは自分で注いで、「あ、ごめんなさい・・・」と言っても気にしてないようで、

「乾杯!」

とグラスを合わせると、ぐびぐびってビールを飲み干していた。

「舞台が無事に終わったこと、大成功だったこと、おめでとう。」

私の言葉に、和也は、はにかんだように笑って、イカの握りをほおばって、次に狙いを定める前に少し目線を上げて、私と視線を合わせると、ちょこんと頭を下げた。
座長の荷も降ろした和也の視線は、柔らかくて、ちょっぴり少年のように無邪気ですらあった。
責任ある大人として、背伸びをしてでも精一杯仕事をしてきた彼。具合が悪くても、怪我をしていても、自分にダメ出しをしながらも、全体の雰囲気や流れを壊さないようにと必死で守ってきたものがあるはず。
そうして自分にはめていた枠を外している、今目の前にいる彼。
舞台の上にいた輝く彼を、魂が吸い取られるほど素晴らしく、誇り高く感じた私だけれど、目の前の彼はあまりにも、あまりにも愛おしかった。急いでお寿司を次々にほおばる彼が・・・。





       →よかったらパチコーンとおひとつ・・・



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編集 |  16:38 |  小説風幻想「月光」  | CM(6) | Top↑

コメント

●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2008.11.10(月) 21:10 |  |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2008.11.11(火) 01:45 |  |  【編集】
お寿司を食べるカワイイ亀ちゃんの顔が浮かんできそう!
たまに見せるポワンとした顔がたまらなくカワイイヨネ!!
思わず小説を読んでて状況が浮かんで「かわいい」とつぶやいていた私です.
みぃ |  2008.11.11(火) 10:41 | URL |  【編集】
●11-10 Mon 21:10 隠しコメさま
お仕事始められたんですね。いきなりの出来事で大変でしたね。もう落ち着かれましたか?
慌しい毎日でしょうに、いまでも読んでくださって、嬉しいです。ありがとうございます。

そうですか、「3人前お寿司」と「お皿」辺りがお気に召しました?
銀座でのかりんの時間をここに繋いできました。
和也の一般人とは違う生活も、少し描いてみたくて、勝手に想像して書いてみました。
やっぱり、二人が会話してると、見てくださる方が多いみたい。想像が膨らむのかな?
一緒に何か作業をすると、二人の気持ちが和らぐ気がして、そして、舞台にあまりに集中し続けてきた和也を、かりんの友達が望むように、ホッとさせてあげたくて、エピソードを膨らませました。
いつもありがとうございます。

良かった~あなたも、軟弱派?(笑)
庭もあるとね、とっても大変ですが・・・草取りくらいしか手入れなんてしなくてもね。
写真で季節を表したいと思っていますので、それでよければまたお楽しみに!
ごんままっち |  2008.11.13(木) 17:57 | URL |  【編集】
●11-11 Tue 01:45 隠しコメさま
ちょっと照れくさく、またとても嬉しく、愛のメッセージとして受け取りました。
車で叫ぶのが~~いやあん~~v-401
ま、お役に立てるのなら、私はHAPPYですっv-426

二人の会話、微笑ましかった?良かった・・・
不安抱えて上京したかりんと、極限まで集中して仕事を終えた和也のホッとする時間を書きたかったからね。
「一番の人を、一番と決めたら・・・」
島の帰りにお母さんがくれた手紙です。
どうしてだか、あのお母さんとの2日間を書いているときは、号泣しながら書いていたのよ。
今考えたら、よくい解らないのだけど、かりんの惑いの世界にはまって行ってしまってたのかな?
そこで書いたお母さんの手紙は、号泣の極地で書きました。
不思議だよね・・・でも、私の中のどこかが、あるいは、どこからか、そう、例えば月から降ってきて教えてくれた、大切なことなんだろうと思っています。

そうですね。私の一番は、亀ちゃんですね。
そういう、いわゆるバーチャルで幸せかどうか、もう解らなくなりそうですが、でも、彼のおかげで生きていますから・・・

いつもありがとう。
ごんままっち |  2008.11.13(木) 18:12 | URL |  【編集】
●みぃさま
ありがとうございます。
そういう顔の亀ちゃんを思い浮かべてくだされば、書き手としては嬉しい限りです。
かりんがちゃんとおめでとうって言ってるのに、お腹すいてるのと、照れてるので、お寿司頬張ったまま、上目使いでちょこんと頭を下げるだけの、いわゆるお行儀の悪い和也。
それを、千穐楽を終えた彼のホッとする様子として思い描いてみました。
座長で、主役で、代わりがなくて、かりんのこと気にして、怪我も乗り越えて、やっと迎えたホッとする時間ですから・・・
「かわいい」・・・のみぃさんのつぶやきを、私は嬉しく思えました。
ありがとう。
ごんままっち |  2008.11.13(木) 18:18 | URL |  【編集】

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