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2009年04月18日 (Sat)

小説風幻想「横顔」 第1回

予告をするほど大したことは書けないんですが・・・
久しぶりで「小説風幻想」を出そうかな~って思います。

前からの読者の方は、覚えてあるでしょうか?
去年「崖の上のポニョ」を見に行った時、物語を見ながらも、亀ちゃんがいたらな・・・で、お話が沸いてきて、携帯にポチポチしながら見ちゃってたんです。
だから、「ちっぽけな偶然」や、「月光」みたいに、気持ち丸ごと込めて書いた!って感じじゃなくて。
短い、ちょっとしたエピソードです。

しばらくして書き上げたけど、まだポニョがロングランで続いてて。
あらすじ的には、映画のストーリーの流れに沿っている部分が多く、映画を今から見る人や、映画に対しても、ネタバレになるようなことをしたくなくて、とにかく上映が終わってからに出そうって思ってたんです。
でも、かなりのロングランで、そのうちに亀ちゃんが雫になって。

私って、亀ちゃんが何者かを演じてる時、その感想とか書いてくと、入り込みすぎちゃうのよね・・・
だから、疲れるし、そのほかのシチュエーションに亀ちゃんを置くなんて出来なくなっちゃう。
だから、また後回しになりました。

何かの記念日にでも・・・と思ったけど、ライブが始まる前に出したくなったから。
だから、泣き言みたいなこと書いても、拍手を下さる方たちへのお礼にって、そうすることにしました。

また、書き上げた時は、「かりん」じゃなく、「桜~sakura~」みたいに「私」であり「お前」だったんですが、こんなに何にも書いていないのに、いまだに私の小説を読み返してくださる方などがいらっしゃって、
「また二人の話を読ませてください」とお便りを頂いて。
それで、嬉しくなって、「かりん」に書き換えました。

そんな背景で生まれたお話です。




お話を書くときだけは、私の両手は「和也」と、キーボードをたたくことができます。
それが、入り込んだ心とともに、書くことの楽しみでもあります。

なにせ短いものなので、小出しになっちゃいますが、楽しんでいただけたら幸いです。






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  小説風幻想「横顔」 第1回




「ねえ、和也。好きなのは、解ったから~!見たいのも解ったから~! もうずっと歌ってるよ。ポニョばっかり。」
「え?そっか? そんなずっと歌ってる?」
「うん、空港の駐車場から車出してから、休み休みだけどずっとだよ~ふふ、気がついてないでしょ?」
「だってこの歌、可愛くね? あのポニョのふわふわ~ぽにょぽにょ~ってしてる感じと、めっちゃ合ってんじゃん! なんかそっと触ってみたくなんだよな・・・」
「ねえ、和也。せっかくこっち来れたのに、映画でいいの? あと、海見に行くくらいならできるけど、温泉行く時間はなくなっちゃうよ。」
「そっか? 映画だけで終わっちゃうかぁ?」
「うん。だって明日帰るんでしょ? さすがに2日じゃ、映画行って、温泉までは無理かな・・・
だって、ほら、この前行った、あの離れのあるところがいいんでしょ? お部屋にお風呂がついてるとこ。」
「あそこ、最高だったよな~ 二人で露天風呂入れるんだもんな~ 部屋から海見えるしさ。 魚めちゃくちゃうまかったし。」
「そうだけど、あそこは遠いから日帰りは無理だってば。 さすがに大浴場しかないところなんかは、まずいでしょ?
映画なら東京でも見れそうなもん・・・・・え?なあに?」

拗ねたようにキャップを顔に被せちゃって、少し小さく、しょぼんとしたような和也の声が、聞き取りにくかったの。

「・・・だから、あっちで映画館は余程じゃねえと、入れねえよ。 適当に行ったら、迷惑かけちゃうよ・・・」
「あっ・・・・・そうか。そうだよね。やっぱなかなか難しいんだね。 そうだよね・・・ごめん。」
「謝んなよ。 お前悪くないんだからさ。」
「じゃ、行こう!ポニョ見に・・・ね。 封切りから随分経ってるし、今日は平日だからガラガラだと思うんだ。」
「ほんと?! お~し!やっとポニョとご対面だよ~」

和也がキャップを取って、顔を崩して笑った。
私の幸せな瞬間・・・。





私の住む街には映画館はないの。
車で30分走る・・・となると、2箇所あるんだけど、私の行きつけはちょっとマイナーな方。
でも、車が映画館の下に止められてね。
シネコンなんだけど、いろんなお店を通らなくても、映画館だけ直行できるの。
お店見たきゃ、映画の後ぶらぶらは出来るし、時間がない時は、映画に直行してすぐ帰れる・・・便利なんだもん。
ポニョの上映時間を携帯で和也に調べてもらいながら運転していた。

「次は・・・と。14時10分だけど。間に合う?」
「えっと・・・。うんちょうどいいと思うよ。お腹すかない?大丈夫?」

私は早めだけど・・・と思いながら、出掛けに少し食べてきた。
和也が食べるなら一緒に食べられるくらいの量にしてきたけど。

「うん。いいや。やっぱ映画にはポップコーンっしょ。それでいいよ。ね、ビール飲んでもいい?」

相変わらず、ちゃんと食事をしようとしない和也。
普段出来なくても、出来る時くらいちゃんと食べなきゃダメじゃない・・・

「え?大丈夫?食べなくて。」
「ポップコーン少し食べてから、飲むからさ~ ね、お願い。」
「ったく・・・。やっぱりこれ持ってきて良かったよ。はい、これ~」

おなじみのおにぎりを、バッグから2個出して手渡した。

「これ食べたら、ビール飲んでいいよ。」
「お!サンキュ!さ~すが! ごめんな、運転させちゃうってことだかんな。」

そっか・・・そうなんだ・・・。
『飲んでもいい?』は、ただの希望じゃなくて、運転できなくなるってことだったんだね。
いいのに・・・こっち来てまでそんなこと。
和也はいつもちゃんと私を気遣ってくれる。
それに気がついてないこともあるんだよね・・・私。
ごめんね。






駐車場に着いたのは、上映開始前20分くらいだった。暗くなってから席に着いたほうがいいよね・・・って話して、私が一旦チケットを一人で買いに行った。
駐車場は立体式で、薄暗くて助かる。やっぱり、車の数も少ない。
戻ってきて、和也のチケットを手渡す。

「えっと・・・こっち。こっちが和也の。」
「ん?なんか違うわけ?」
「今日はたまたま水曜日なのよ。水曜日はレディースディで、女性は1000円なんだよ。」
「え?ほんと? ちょ、見せて。 あ、ホントだあ。1000円じゃん。 なんかずるいな~女の子は!」

そう言って私の頭をポンッとたたいて、私のチケットを手のひらを掴んでその中に返してくれた。
女の子って・・・。こんな年上の私にも、そんな言葉使う?
全然、気がついてないのか、本気で言ってるのか、表情一つ変えないでそんな言葉・・・。
何気なく、その気なく、私のことちょっぴり喜ばせるんだから・・・。ったく、すごいよ、そしてちょっとだけずるいよ、和也はさ。
こんなにあっさりと、私の心をまたも捉えてしまう。
私の「好き」って気持ち、もう大きくなりすぎて、抱えきれなくなりそうじゃないの・・・・・
それって、同時に少し不安を抱えちゃうんだよ。
だって・・・
こんなに和也が好き。いなくなったら・・・なんて、考えただけで足がすくんでしまいそうだし。
和也が、私のこと、どれだけ好きでいてくれるのか、いつも気になって仕方がないの。
どうしたら、どう生きたら、どう考えたら、何を努力したら、和也に好きでいてもらえるのか、自分で全然見つけられない。
大好きと不安は隣り合わせ。
抱えきれないほどの「好き」と、その分大きくなる「不安」とを、同時に感じてる。
人を好きになる、人を好きでいるって・・・難しいよね。エネルギーがいるよね。心細い時もあるよね。








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編集 |  18:40 |  小説風幻想「横顔」  | CM(10) | Top↑

コメント

新しいお話凄く嬉しいです♪
ごんままっちさんの書くお話は
読むたびに(*ё_ё*)きゅん・・と
しちゃいます。

テンプレも凄く素敵ですね^^
miwa☆ |  2009.04.18(土) 19:07 | URL |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2009.04.18(土) 19:44 |  |  【編集】
久しぶりの小説ですネ!!
又、楽しみができました.
読んでいるうちに、かりんの気持ちが伝わって、なんか鼻がツーンとして涙がでてきてしまいました.
そう!きゅーん・・・とするっていう言葉通りですネ.
亀ちゃんを好きな気持ちを小説にできるなんて本当に素敵な事だと思います.
みぃ |  2009.04.18(土) 23:09 | URL |  【編集】
●管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2009.04.19(日) 00:43 |  |  【編集】
こんにちは。新しいお話しすごくすごく嬉しいです。かりんの大好きだけど不安な気持ち、きっとまた和也が言葉や態度でうめていってくれるのでしょうね。二人の信じあっている姿が素敵すぎます。幸せが沢山ふりそそぎますように。それにしてもいいなぁ~。これからも毎日のぞかせてくださいませ。
しなもん |  2009.04.20(月) 12:19 | URL |  【編集】
●miwa☆ さま
いつも覗いててくださって、本当にありがとうございます。
このお話は、少し前に書き上げたのですが、待ってて下さる方に喜んでいただけるようなものかどうか・・・心配でした。
この部分だけでキュンとなってって・・・
ありがたいというか、本当に嬉しく思っています。

テンプレも、好きでたまらないバラをこの季節は使いたくて、もう元のテンプレが解らないくらい改造しまくってます。
好きなバラを、好きにお借りしてきて・・・
こんなステキな素材をフリーで出してあるサイトの方々のお陰です。
でも、お褒めに預かって、テンプレいじりの努力が報われましたっ!

短いお話ですが、最後までお付き合いくださいませ。
ごんままっち |  2009.04.21(火) 16:41 | URL |  【編集】
●04-18 19:44 隠しコメさま
お久しぶりですね。お元気ですか?
こうしてお話を出すことで、読者の方ともお話が出来ることは、書く楽しみの一つです。
コメントを下さり、ありがとうございます。

かりんと和也という二人を応援して、幸せを喜んでくださって、ありがとうございます。
短いですけど、もう少しだけ続きますよ。
久しぶりの二人を、暖かく見ててやってくださいね。
ごんままっち |  2009.04.21(火) 16:46 | URL |  【編集】
●みぃさま
ありがとうございます。
自分が書いた文章で、涙を流す人がいらっしゃるなんて、感激です。
かりんのいっぱいな気持ちや、恋するゆえの不安とか、伝わったのかな・・・
まだまだ出だしなのに、もったいない位の涙で・・・

そのうえ、亀ちゃんへの想いをこんな方法で綴る私を認めてくださって。とってもとっても嬉しいです。

続きを楽しんでいただけたら幸いです。
ごんままっち |  2009.04.21(火) 17:12 | URL |  【編集】
●04-19 00:43  隠しコメさま
テンプレ褒めていただいて・・・ありがとう。
花ではとにかくバラが好きな私。この季節は頑張ってしまいます。好きな部品をいっぱい集めておいて、今まで頑張って完全独学でやってきた改造のやり方・・・出来る様になるっていいな~と、亀ちゃんからもらったパワーに思いを馳せながら作りました。
あなたとは好みが近いよね。
上品な優しい季節感、スッキリ感をめざしてますっ!

さて、お待たせしていた「横顔」が世に出ました。
ご指摘のあたりは、もともと書いていましたが、表現を変えて言葉を足しました。
「私」を「かりん」にすると、ごんままっち自身がよりたくさん入ってくる様です。
やっぱり、かりんは・・・私なのでしょうか。

うまく書けてますかどうか・・・お楽しみに。
ごんままっち |  2009.04.21(火) 17:22 | URL |  【編集】
●しなもんさま
いつもいらしていただいて、ありがとうございます。
やっと、お話が出せました。
二人のこと、暖かく見てくださって、嬉しいです。
そうですね~和也がきっと優しく不安を包み込んでくれますでしょう~(私の理想なんでしょうね・・・そのパターン、常道ですねぇ・・・)
二人の信じあってる姿・・・そこまで考えながら書いたことはないのに、言われてみたらそういうのが書きたかった気がします。
それが出てますか?嬉しい限りです。

また、是非お話しに出てこられてくださいね。
ごんままっち |  2009.04.21(火) 17:29 | URL |  【編集】

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